”やんばるもあい”について
”やんばるもあい”について
みなさん、こんにちは。
沖縄・やんばるにあるやんばる酒造の池原あんこです。
高校生の時におじぃに誘われて酒屋で働いたことがきっかけで酒屋を継ぐことを決意。
紆余曲折しながらも立派な後継者になるために奮闘中です。
自称看板娘。（あくまでも自称ですがｗ）
という事で、気軽に「まるた娘」と呼んでいただけると喜びます＾＾
突然ですが、皆様。
”もあい”という制度をご存知ですか？
もあいとは？具体例のまとめ！
沖縄では、ごくごく一般的な会であり
簡単に言ってしまえば、定期的に開催される飲み会のことです。
しかし、この「もあい」ただの飲み会とは違うんですね。
引用でもあるように、仕組みだけを説明すると
模合(もあい)とは、友人同士で毎月1回だけ一定金額のお金を集めて、それを友人の1人だけが順番にもらうという仕組みです。
となりますが、「もあい」の最大のポイントは
模合という集まりを通して友達といろいろな近況を報告したり、悩みを聞いてもらったり、愚痴を言いあったりすることがずっと続けられるのです。
そして、実際に。
沖縄の人なら大抵は何かしらの「もあい」に入っています。
それくらい一般的にもよく知られている制度なのです。 ※まるた娘も、同級生模合に入っています。
毎月、お金を積立てながら
繋がりを持ち続けることで
お金以上のものを手に入れられる！
というのが、「もあい」だと思っています。
そんな「もあい」を
やんばる酒造と、泡盛好き、
やんばるが好きな皆さんではじめたい。
そう思ったのがことの始まりです。
私、まるた娘が企画人（発起人？）として
やんばる酒造とみなさんでつくる模合
「やんばるもあい」を始める事にしました。
今日は、この取り組みについてご説明いたします！
やんばるもあいって、なーに？
もあいの仕組みは先ほどのご説明で、なんとなくご理解いただいたと思います。
では、「やんばるもあい」で何をするの？
という事が気になると思うのですが
この「やんばるもあい」で、やる事は大きく3つです。
・お金を積立てる
・やんばるの美味しいものをお届けする
・年に1回、もあい仲間で集まる！
通常の「もあい」を知っている方なら
ここで「ん？まてよ？」とつまずきますよね。
なぜなら、通常のもあいでは
お金を積立てて
自分の番が回ってきたときに
『積立金』を受け取る仕組みです。
しかし、この「やんばるもあい」では
毎月の積立金と引き換えに、
「毎月やんばるからのお手紙」
と
年に4回（春、夏、秋、冬）
「やんばる泡盛と旬の美味しい物」が届きます。
つまり、お金は受け取れません。
仕組みを図解してみるとこうです。
積立金は毎月
1500円（税抜）お試しもあい
3000円（税抜）しっかりもあい
10000円（税抜）どっぷりもあい
の3プランをご用意しています。
そして、毎月積立てしていくと・・・
3ヵ月に一回の間隔で
「やんばるの泡盛と旬の美味しい物」が
お手元に届きます。
※それぞれのもあいプランに応じて内容は変化します。
カンタンにいってしまうと、
企業がおこなう「ふるさと納税」にも似ている気が・・・？
そうなんです。似ているんです。
「ふるさと納税」自体は
地域の助けになる素敵な事業
だと思います。
が！
問題は、買えば買うほど、
寄付をすればするほど、
どこかに損をする人が出てきちゃうのも
ふるさと納税の仕組みです。
（自治体から税金が流出してる！なんてニュースを目にすることも。。。）
気持ちの良い事をしているはずなのに
誰かが損をするという仕組みは
個人的には寂しい気がします。
そして、国の支援が必須なので
いつまで続くか分からない制度です。
本当の意味での”地域活性”に繋げるには
「ふるさと納税」の仕組みも
民営化するのが良いと思うのです。
そこに「もあい」の要素を盛り込みたいと思い
発起人のまるた娘が目指しているのは
やんばる酒造とやんばる地域と、やんばるを好きと言ってくれる皆さんが一緒に進んでいく未来。
そして、地元と泡盛好きな皆さんに支えらえてきた私たち（やんばる酒造）が、何をお返しできるのか。
そう考えたときに
やんばるにある（いる）からこそ、
美味しい泡盛ができる。
美味しい作物ができる。
そんな事を、じっくりとお伝えしたい。
そう思ったところからスタートしています。
やんばる酒造を支えてくれる地域の皆さんと
泡盛を美味しいと言ってくれる皆さんと
やんばるが好きだと言ってくれる皆さんと。
みんなで、美味しい泡盛を飲みながら
やんばるで採れた美味しものを食べて、
何年も繋がりを持ち続けられる
コミュニティをつくることが
「やんばるもあい」の目指す場所です。
やんばるもあい、はじめます。
さて、ここまでの説明でだいたい内容を分かって頂けたでしょうか。
.お金を積立てる
・やんばるの美味しい物が届く
まではご説明できたと思います。
ただ、これだけでは「ふるさと納税」
または「定期購読」や「定期購入」と
なんら変わりがありません。
つぎは、「もあい」らしさを最大に感じられるポイント。
・年に1回、もあい仲間で集まる！
についてご説明します。
実は、すでに『本場のやんばるもあい』というイベントを行いました。
（試験開催：2019年10月28日）
そのときの様子を参加者の方々が
記事にしてくれています。
こちらでご紹介しておきますね。
やんばるもあい、始めました！- 泡盛新聞 より
やんばるもあい - 群馬のじゃじゃ馬娘、イトウアスカの沖縄日和 より
内容は盛りだくさん、かつ、
毎回変化すると思いますので
ご説明は省略します。
ここでは、
私たちがどのような気持ちで
この場をつくっているかをご説明いたします。
まず、イベントで大切にしたのは、
県内外（遠くはハワイからお越しの方も）から
集まった皆さんを”やんばるの人”でおもてなしする気持ち。
「もあい」というのは、もともと互いの助け合いの形ですが
やはり「やんばるに来てくれてありがとう」という
感謝を伝えることを大切にしたいと思っています。
そして、旬の装飾や旬の食材をつかったおもてなし料理。
テーブルや看板設置も、飾りつけも、お料理も
地元やんばるで暮らす人で。
参加する人がもあい仲間となり、
すべての準備を行います。
やんばる酒造の横のビニールハウスをリメイクして、泡盛BARも開店。
装飾も細部にこだわり、ライティングも自然を活かしたものに。
参加している地元のもあい仲間達の
”やんばるの魅力を伝えたい。”
”やんばるもあいを通じて、もっともっとやんばるを好きになってほしい。”
そんな想いが伝わる、ステキな会場になりますよ！
電気自動車から供給する光と
やんばるの暗闇が融合して
魅力的な「もあい」をお届けします。
また、30名ほどのクローズドな会なので
会場で初めて出会った”もあい仲間”とも
仲良くなれるよう雰囲気づくりをしています。
気になる方は、ぜひ
をチェックしてくださいね。
※本場のやんばるもあい（イベント）はもあい仲間限定のイベントです。参加するには、もあい仲間になる必要があります。
※2019年11月現在、もあい仲間になるには一括払いをご用意しています。
※毎月払いをご希望の方は、メールにてお知らせください。後ほど、ご案内いたします。
まとめ
いろいろご説明しましたが
「やんばるもあい」の内容は
なんとなくわかってきたでしょうか。
それでは、まとめます！
やんばるもあいとは・・・
・やんばる酒造とみなさんでつくる「もあい」
目指しているのは、これからもずっとお互いに繋がっていけるコミュニティーづくり
・お金を積立てて、季節ごとに（年に4回）特産品を受け取れる
企業が行う「ふるさと納税」、「定期購読」のようなサービスを楽しめる
・年に1回、もあい仲間でやんばるに集合！
満天の星の下、やんばるで飲む泡盛が最高に美味しい！を体感できます。
唯一無二の「本場のやんばるもあい」を体験しに来てくださいね。
※本場のやんばるもあい（イベント） 次回2020年2月1日開催決定！ ご参加ご希望の方は「もあい仲間」登録、またはコチラへご連絡下さい。
以上です。
更に詳しい内容が知りたい場合は
直接、やんばる酒造までご連絡下さい。
まるた娘がご説明させて頂きます。
メディアでも紹介されました！
ファンとの絆をより強く。 泡盛の定期購入「やんばるもあい」が2020年1月からスタート - たびらい
泡盛と食のサブスク、まるで「模合」やんばる酒造が新サービス 定額お届けと年１回の宴会 - 沖縄タイムス
沖縄本島北部の泡盛酒造所が打ち出す新たなサービスとは… - 琉球新報
やんばる酒造の新たな挑戦。
「やんばるもあい」
どうぞ宜しくお願い致します。
それでは今日はこの辺で・・・
また書きますね！
BY まるた娘
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