こんにちは。
沖縄・やんばるにある小さな酒造
やんばる酒造の池原あんこです。
高校生の時におじぃに誘われて
酒屋で働いたことがきっかけで
継ぐことを決意。
紆余曲折しながらも立派な後継者になるために奮闘中です。
自称看板娘。
という事で気軽に「まるた娘」と
呼んでいただけると喜びます^^
最近、工場によく顔を出すようにしています。
私の仕事といえば、
帳簿管理や企画がメインですが
製造現場ではいつもとは違う
景色が見られるので好きです。
そして、知らないことだらけ。
例えば、
黒麹菌はお米につけると
(うちの場合)1日〜2日かけて
麹棚に移した後にだんだんと菌糸を張っていくんですけど
その時に、空気に触れる層と
中間層の麹の生え具合は
全然違ったりします。
意外にも、(私は意外だと思ったのですが。)
中間層のほうが麹がよく生えるんです。
なぜだろう?と思って考えたのですが
水分を含みにくいタイ米ならではなのかな。
という結論に至りました。
水分が残る中間層のほうが
麹菌には適した環境なのかな。きっと。
#間違えてたら教えてください(笑)
ここから先は、
出来上がってきた米麹を混ぜて
さらに沢山の黒麹生えやすいように
温度管理を行なっていきます。
この、「混ぜる」という作業。
めっちゃ大変なんですよ。
どのくらい大変かと云うと
混ぜ始めると、工場中に黒麹菌の胞子が飛びまくります。
この感じがわかるでしょうか?
モヤモヤしているのはすべて
黒麹菌の胞子なんですよ。
混ぜ終わったは、
黒麹の胞子でマスク顔が
黒くなるほどなのでマスクは欠かせません。
夏の暑い時も冬の寒い時も
毎日変わらずにこの黒麹の
作業ルーティンは続きますので
毎回、全力投球している工場現場は
本当に素晴らしいですよね。
そんな彼らが造る泡盛は美味しいに決まってる。
そう、自信をもって伝えられますね。
工場に入るたびに
気を引き締めている
まるた娘でございました。
それでは今日はこの辺で・・・
また書きますね!
byまるた娘
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