こんにちは。
沖縄・やんばるにある小さな酒造
やんばる酒造の池原あんこです。
高校生の時におじぃに誘われて
酒屋で働いたことがきっかけで
継ぐことを決意。
紆余曲折しながらも立派な
後継者になるために奮闘中です。
自称看板娘!(自称ね)
という事で気軽に「まるた娘」と
呼んでいただけると喜びます^^
さて、今日から8月1日ですからね。
夏の暑い時期は、お祭りなんかが目白押し。
外で飲む機会も増えるので
私たちやんばる酒造も「稼ぎ時」です。
しかし。かなしいかな。
毎年、少しづつですが・・・
ですが確実に、お中元需要は減ってきているんですよね。
そもそも、なんでお中元は贈り物をするんだろう?
と気になったので調べてみました。
お中元の由来は中国の暦にあります。中国では、古代から旧暦で上元 (1月15日) 、中元 (7月15日) 、下元 (10月15日) の3つにわける歴法があり、道教の教えから中元の日に神様にお供え物をした人は罪を赦されると信じられていました。仏教の影響から盂蘭盆 (うらぼん) の行事と結びついてご先祖様を供養する日になったと言われています。
https://sunchi.jp/sunchilist/craft/20654 さんち~工芸と探訪~ より
ほうほう。
お中元は中国からやってきた風習なんですね。
それが、なぜこの時期になったかというと
日本でも1月(上元)と7月(中元)の
時期に祖霊をまつるという風習があり、
自然にこの時期に定着したと。
そして、もともとは
「祖霊や神へのお供え物を共に食べる」
=「共食(きょうしょく)」
をするために
配ったり、贈り物をしたり、
という形で広まってきたんだそうです。
その(お供え物の)中でも、
餅・米・酒などの食材には
特別な力がある!
と考えられていたのだとか。
餅も酒も米(主食)から作られる
とっても大事な存在ですもんね。
そして、この「お供え物を分ける」という行為が
今の贈り物の習慣に繋がるんだそうです。
お祭りの場に参加できない人や家族を
まとめる(絆を強くする)意味合いでも
神様へのお供え物を分けるという
この風習はとっても重要だったんですねー。
調べてみると勉強になりますな。
そして、また、お酒と神様の繋がりも歴史は古くて。
お供え物のお酒を飲むことで
守ってもらったり、
神様とコミュニケーションをとったり。
酔うことで、神様の化身となる人が現れて
それが神事に必要な行為となっていたり。
それぞれの地域で
形は違えど、共通しているのは
各地の地酒がその役割を
しっかり果たしてきたという事ですね。
興味深い~。
今やごくごく一般的な
「お中元」「お歳暮」という贈り物。
自分を中心として考えたとき
私がいるのはこの「やんばる」なので。
食べるもの、飲むもの、
それを育んでくれる土地に感謝て
自分を守り、育ててくれた人、
そして守るべき人たちと
一緒に過ごせる毎日に感謝して
生きて行きたいですね。
その感謝する相手は、きっと、
この土地に住む神様や
今まで命を繋いでくれたご先祖様や
私の人生の中で関わってきたすべての人で
私はやっぱり贈り物として
この土地で愛されてきて
家族が大切にしてきた
この「泡盛」を選ぼうと思います。
皆さん、いつも本当にありがとうございます。
それでは今日はこの辺で・・・
また書きますね!
byまるた娘
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