沖縄本島最北端の泡盛酒造所、
田嘉里酒造所（たかざとしゅぞうしょ）から
やんばるの泡盛をお届けしている
池原あんこと申します。

たわいもないことを

わいわいと書いていますが

今年もよろしくお願い致します。

 

 

さて。

久々の更新となりましたが

まるた娘は生きてます。

元気です。(´◉◞౪◟◉)

おかげさまで超忙しく過ごしております。

 

 

というのも

去った1月14.15日に行われた

大宜味村産業まつりで

『蔵元限定15年古酒』を発売したのです。

こちらの古酒。

とっても甘くて粗濾過ならではファッティ（脂肪分）な

鼻にまとわりつくような上質なカカオ豆にもメープルシロップにも劣らない

熟成香が特徴なんです。一度、香りをかぐと虜になっちゃいます。

 

 

 

 

実は、2014年に12年古酒として限定酒発売されたときに

飲食店をされている皆さまからかなりの高評価を戴いてたので

この古酒が限定酒で出る！とわかった方々はもちろん現場に来てくれました。

限定酒を嬉しそうに1ケース持ち帰る姿に涙が出ましたね。（笑）

 

 

1800ｍｌは限定50本、720ｍｌは限定216本ご用意しましたが

大変高価な古酒であるにも関わらず1800ｍｌは見事に完売！

という運びになりました。

 

皆様のおかげで本当に楽しい産業まつりを過ごすことができました！

ここで心から感謝を申し上げたいと思います。

いつも本当にありがとうございます。

 

 

 

そして産業まつりではたくさんの方から

この限定酒についての蔵元としての想いを聞きたい！

という声を頂いたので少し書いてみますね。

 

 

 

実はこの古酒は15年目に蔵出しすると決めていました。

正しくは、私の意志には関係なく決まっていました。

 

 

 

決めたのはモチロン秋夫前社長。

3年前に初めての限定酒を出そうとなったとき

コレが本当に泡盛か？と思うほど、

芳醇で甘い香りを放つこの古酒に

前社長が惚れ込んだんです。

 

 

 

 

「これは15年目にも出そう。あと3年するともっと良くなるはず。

この酒がうち（田嘉里）の味だからよ。よく覚えておけよ。」

 

 

 

と。

その時は

「はいはい、そうしましょうねー」

ぐらいの返答をした気がするのですが

 

 

 

今年がその15年目の年。

 

 

 

「これが田嘉里の味だ」と言った秋夫社長。

15年目のこの古酒の味は

言った通りすごくなっています。

パワーアップして、

甘みも深みも増しています。

きっと飲みたかったはずですね。

せめて、グソーで浴びるほど飲んでくださいね。

という事で仏前にはしっかりとこの15年古酒をお供えしてます。

（あ、グソーとは「あの世」の事です。沖縄の方言です。う〇こではないです。）

 

 

 

とまぁ、こんな感じで

15年目の蔵出しが決まっていた古酒なのです。

私にとってもうこの古酒は

ただの美味しい15年物という存在ではなく

この古酒タンクを見るたびに

この香りを嗅ぐたびに

前社長の背中を思い出させる

心で味わざるを得ない

そんな古酒なんです。

 

 

 

というわけで（いきなりですがｗ）

こちらの古酒ＷＥＢ販売もはじめました。

 

 

720mlは残り58本です。

15年の最高の古酒と共に

ステキな時間を過ごしてくださいね。

ＢＹまるた娘

 

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