はいた～い！こんにちは！
今日もお立ち寄り頂きまして
ありがとうございます！

沖縄本島最北端の泡盛酒造所から
やんばるの泡盛をお届けしている
池原あんこ【まるた娘】と申します。

※ちなみに、【まるた】とは
主力銘柄『琉球泡盛まるた』の愛称＆
田嘉里酒造所の屋号みたいなものです。
酒造所の看板娘（←自分で言う）なので
気軽に【まるた娘】って呼んで下さい♪

 

早いもんで、もう

8月15日なんですね。

今日は終戦記念日ですね。

夏の時期になると思い出すことがあるんです。

 

 

 

今日は、ちょっとながくなるんですけど

一年に一度の事なので

まるた娘の体験を書かせてくださいね。

 

 

 

5年前、米国に留学していたとき

沢山の国の人に会いました。

当時、私が持っていた

戦争に関する知識は余りにも少なく

他国の人達からいろいろな話を聞く中で

被害者でもあり加害者でもある事を知りました。

負の感情を持ちながらも

私と仲良くしてくれる人は沢山いましたが

実際に、戦争で日本が行ったことを

「謝れ！」と言われたことがありました。

あの時はショックでしたよね。

60年余り前の事を、

しかも私も体験していない事を

どう謝ればいいのか悩みました。

だから、こう言いました。

 

 

「貴方の家族が受けた痛み・つらさは大変なものだったと思う。

全てを奪われるつらさは想像もつかない。

あなたに何を伝えようか本当によく考えたんだけど

この先、もし私の国とあなたの国が争うようなことがあったら

私は全力でその争いを避ける努力をする。

自分にできる事はがんばる。だから・・その。。」

 

 

 

そのような事を言ったと思います。

でもなんだか最後は言葉が続かなくて。

 

これが精いっぱいだったんですよね。

 

 

彼は「もういいよっ」って感じでした。

 

 

 

納得したというよりは、

日本人の私に「ごめんなさい」って

謝ってほしかったんでしょう。

どう言えばよかったのか、

今でも分かりません。

 

 

 

でも、私が日本人であるというだけで

キライだと思っている人が

居るのだという事を知りました。

 

 

衝撃的な出来事だったので

この時期になると毎年、

「あの時どういえばよかったのかなぁ。」

って考えます。

 

 

 

でも、いつも出てくる答えは

「分からぬ…。

だが共に生きることはできる！」

↑（もののけ姫アシタカの名言）

なんですよ。

 

 

 

先入観やイメージを

覆すのはちょっと大変で

それを打破できるのは

やはり誠実な行動だと

思っているんです。

 

 

 

この話から、

無理やり繋げるんですけど(笑)

琉球王国時代から

600年余り続いてきた

琉球泡盛の古酒文化というのは

平和な世でないと育めないもの。

 

 

 

一度、争い事が起きてしまうと

嗜好品であるお酒は贅沢だとされ

古酒をゆっくりと育てることは

まかり通らなくなります。

 

 

 

平和が良い。

と思っていても、

分かっていても、

自分の力の及ばない事は

必ずあるものなので

今、私が出来る事といえば

目の前に差し出されたバトンを

しっかりと受け取り、

誠実に泡盛と皆さんと向き合って

皆さんと一緒に、この文化を守り

平和の酒である琉球泡盛を

次に繋げていくことだと思います。

 

 

 

目の前にある事を誠実に

一生懸命やろうと思います。

そして共に生きていこうと思います。

 

 

 

世界平和とか掲げて

大きなことは言えないけれど

心にはいつもブレない誠実さを

もっていたいですね。

平和の酒、泡盛を繋げるために

がんばるぞっっ！

今日はそんな感じで

やんばるくいな25度を詰めました。

 

 

お付き合いありがとうございました＾＾

これからもよろしくお願いします。

by まるた娘

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