みなさん、こんにちは。 沖縄・やんばるにあるやんばる酒造の池原あんこです。 高校生の時におじぃに誘われて酒屋で働いたことがきっかけで酒屋を継ぐことを決意。 紆余曲折しながらも立派な後継者になるために奮闘中です。 自称看板娘。(あくまでも自称ですがw) という事で気軽に「まるた娘」と呼んでいただけると喜びます^^
気が付けば12月。
早いもので、今年も残すところあと1か月・・・
皆さんは今年はどんな年でしたか?
やんばる酒造は今年はとっても大きな変化の年でした。
というのも、新工場出来たし、直売所出来たし、
新たにスピリッツやリキュールの免許を取得するために動いたし。
ということで、とにかく濃い~1年でした。(笑)
そして忘れてはいけない”やんばるもあい”のスタートの年でもありましたね。
今日は、その「やんばるもあい」について来年度の募集が始まりましたのでお知らせします!
ぜひ最後までお付き合いください^^
突然ですが、皆様。
”もあい”という制度をご存知ですか?
もあいとは?具体例のまとめ!
沖縄では、ごくごく一般的な会であり
簡単に言ってしまえば、定期的に開催される飲み会のことです。
しかし、この「もあい」ただの飲み会とは違うんですね。
引用でもあるように、仕組みだけを説明すると
模合(もあい)とは、友人同士で毎月1回だけ一定金額のお金を集めて、それを友人の1人だけが順番にもらうという仕組みです。
となりますが、「もあい」の最大のポイントは
模合という集まりを通して友達といろいろな近況を報告したり、悩みを聞いてもらったり、愚痴を言いあったりすることがずっと続けられるのです。
そして、実際に。
沖縄の人なら大抵は何かしらの「もあい」に入っています。
それくらい一般的にもよく知られている制度なのです。 ※まるた娘も、同級生模合に入っています。
毎月、お金を積立てながら繋がりを持ち続けることでお金以上のものを手に入れられる!
というのが、「もあい」だと思っています。
そんな「もあい」をやんばる酒造と、泡盛好き、やんばるが好きな皆さんではじめたい。
そう思ったのがことの始まりです。
私、まるた娘が企画人(発起人?)としてやんばる酒造とみなさんでつくる模合「やんばるもあい」を始める事にしました。
今日は、この取り組みについてご説明いたします!
もあいの仕組みは先ほどのご説明で、なんとなくご理解いただいたと思います。
では、「やんばるもあい」で何をするの?という事が気になると思うのですが、この「やんばるもあい」で、やる事は大きく3つです。
・お金を積立てる
・やんばるの美味しいものをお届けする
・年に1回、もあい仲間で集まる!
通常の「もあい」を知っている方ならここで「ん?まてよ?」とつまずきますよね。
なぜなら、通常のもあいではお金を積立てておいて、自分の番が回ってきたときに『積立金』を受け取る仕組みです。
しかし、この「やんばるもあい」では毎月の積立金と引き換えに、「やんばるからのお便り」と年に数回
「やんばる泡盛と旬の美味しい物」が届きます。つまり、お金は受け取れません。
仕組みを図解してみるとこうです。
※2021年やんばるもあいは積立金額と定期便(おたより含む)のお届け回数が変更になりました。
1000円(税抜)おたよりもあい
1980円(税抜)ともだちもあい
3980円(税抜)つながるもあい
の3プランをご用意しています。
そして、毎月積立てしていくと・・・
およそ3ヵ月に一回の間隔で「やんばるの泡盛と旬の美味しい物」がお手元に届きます。
※それぞれのもあいプランに応じて内容は変化します。
カンタンにいってしまうと、
「ふるさと納税」にも似ている気が・・・?
そうなんです。似ているんです。
そこに互いの絆を深めあうコミュニケーションの要素を盛り込みたい!!と思い、始まったのが
つながる定期便「やんばるもあい」なんです。
私たちは、やんばるにある(いる)からこそ、美味しい泡盛を造ることができる。
やんばるの恵みである美味しい作物をいただくことができる。
そんな事を、じっくりとお伝えしたい。そして、しっかりと地元やんばるに還元したい!
そう思ったところからスタートしています。
やんばる酒造を支えてくれる地域の皆さんと、泡盛を美味しいと言ってくれる皆さんと、やんばるが好きだと言ってくれる皆さんと。
みんなで、美味しい泡盛を飲みながらやんばるで採れた美味しものを食べて、何年も繋がりを持ち続けられるコミュニティをつくることが「やんばるもあい」の目指す場所です。
さて、ここまでの説明でだいたい内容を分かって頂けたでしょうか。
.お金を積立てる
・やんばるの美味しい物が届く
・もあい仲間同士でコミュニティをつくる・・・(?)
今、「??」マークのついている「コミュニティ」を造るという部分。
ここが「やんばるもあい」らしさを最大に感じられるポイント。
・年に数回、ミニもあいを開催します。
※感染症対策をしっかり行えるように小規模、少人数でのイベントになる予定です。
実は、すでに『本場のやんばるもあい』というイベントは2019年に1回、2020年に1回開催してきました。
そのときの様子を参加者の方々が記事にしてくれています。
こちらでご紹介しておきますね。
やんばるもあい、始めました!- 泡盛新聞 より
やんばるもあい - 群馬のじゃじゃ馬娘、イトウアスカの沖縄日和 より
内容は盛りだくさん、かつ、毎回変化すると思います。
しかも2021年は、新たな試みとして「感染症対策」が最大のポイントとなりそうなので、以前のような100名規模でのイベントは開催できないと考えていますので、イベント内容のご説明は省略致します。
ここでは、私たちがどのような気持ちでこの場をつくっているかをご説明しますね。
まず、今までもこれからも、イベントで大切にしたいのは、県内外から集まった皆さんを”やんばるの人”でおもてなしする気持ち。
「もあい」というのは、もともと互いの助け合いの形なので、やはり「やんばるに来てくれてありがとう」という
感謝を伝えることを大切にしたいと思っています。
※2019年に行ったイベントの準備風景はこんな感じ
旬の装飾や旬の食材をつかったおもてなし料理。テーブルや看板設置も、飾りつけも、お料理も
地元やんばるで暮らす人で。参加する地元のみんながもあい仲間となり、すべての準備を行います。
やんばる酒造の横のビニールハウスをリメイクして、泡盛BARも開店したり。
装飾も細部にこだわり、ライティングも自然を活かしたものに。
参加している地元のもあい仲間達の”やんばるの魅力を伝えたい。”
”やんばるもあいを通じて、もっともっとやんばるを好きになってほしい。”
そんな想いが伝わる、ステキな会場になりました!
電気自動車から供給する光とやんばるの暗闇が融合して魅力的な「もあい」になった2019年のイベント。
2020年の「もあい」は2月の寒空の下、同じくビニールハウスをリメイクして行いました。(新型コロナウィルスが流行する直前に、この規模のイベントを開催できたのは奇跡的なタイミングだったと思います。)
↓「2020本場のやんばるもあい」イベントの様子
気になる方は、ぜひ”やんばるもあい”をチェックしてくださいね。
※本場のやんばるもあい(イベント)はもあい仲間限定のイベントです。参加するには、もあい仲間になる必要があります。
※2021年のイベントは感染症対策を考慮して、規模を縮小し行う予定です。1回に参加できる人数は10名以下となる予定ですのでご理解とご協力をお願いします。
※イベントが行えない場合は、オンラインにて開催予定も検討しています。
いろいろご説明しましたが「やんばるもあい」の内容はなんとなくわかってきたでしょうか。
それでは、まとめます!
やんばるもあいとは・・・
・やんばる酒造とみなさんでつくる「もあい」
目指しているのは、これからもずっとお互いに繋がっていけるコミュニティーづくり
・お金を積立てて、季節ごとに(年に数回)泡盛とやんばるの特産品を受け取れる
「ふるさと納税」、「定期購読」のようなサービスを楽しめる仕組み
・年に1回、もあい仲間でやんばるに集合!
満天の星の下、やんばるで飲む泡盛が最高に美味しい!を体感できます。
唯一無二の「本場のやんばるもあい」を体験しに来てくださいね。
※本場のやんばるもあい(イベント) 2021年は規模を縮小して行う予定です。
開催場所は、リニューアルオープンしたばかりの直売所となります。お楽しみに
というわけで、更に詳しい内容が知りたい場合は直接、やんばる酒造までご連絡下さい。
まるた娘がご説明させて頂きます。
やんばる酒造の新たな挑戦。「やんばるもあい」をどうぞ宜しくお願い致します。
それでは今日はこの辺で・・・また書きますね!
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