はいた~い!こんにちは!
今日もお立ち寄り頂きまして
ありがとうございます!
沖縄本島最北端の泡盛酒造所、
田嘉里酒造所(たかざとしゅぞうしょ)から
やんばるの泡盛をお届けしている
池原あんこ【まるた娘】と申します。
※ちなみに、【まるた】とは
主力銘柄『琉球泡盛まるた』の愛称&
うちの酒造所の屋号みたいなものです。
酒造所の看板娘(←自分で言う)なので
気軽に【まるた娘】って呼んで下さいねー!
今日は、泡盛新聞で
おもろい記事を見つけたので
ご紹介しま~す。
まず、読んでみてくださいね♡
まるた娘、いつも工場見学の時に
『うちの泡盛の生産量の6~7割は地元やんばるで消費されているんですよ~。』
『特に国頭村では、ほとんどの集落で【まるた】や【くいな】を地元の酒として飲んで頂いています~!』
と、ご説明するんですけど
そうそう。
この話には例外があるんです。
それが、この記事に載ってる
国頭村(くにがみそん)の東海岸に位置する安波(あは)地区のお話。
こちらでは、田嘉里酒造所の酒を飲まないそうです。
安波の売店に【まるた】【くいな】を
置いていても、買う人がいないんだとか。(笑)
じゃぁ、安波の人達は泡盛を飲まないのか?
そうじゃないんです。
安波集落で島酒(シマ~)といえば
糸満の泡盛『まさひろ』なんです。
あちゃーーー!マジっすかーーー!!
そりゃぁ、わたくし
まるた娘(広報)としては
ここは”安波集落に営業に向かうぞ!”
と言いたい所ですが(笑)
安波の皆さんが「まさひろ」を
愛飲するのにはちゃんとワケが
あるんですよ。
はて。その理由とは・・・?
その昔、
周囲を山に囲まれたこの山原(やんばる)地区は
陸路で物を届ける事はとても困難で
海上輸送が主だった時代があるわけです。
特に、安波集落は安波川と普久川が
合流する河口には津(港)があって
中南部との交流も盛んだったそうなんです。
そして、やんばるの豊富な森林資源が、
建築材料や燃料の薪や炭となり、
この舟運を使って運搬されていたとの事。
そのときから、愛飲している泡盛は
『まさひろ』だったというわけです。
そのお話はもちろん、
私たち田嘉里酒造所ができるず~っと前。
まさひろ酒造さんが創業したのも
明治16年とHPに記載がありますので
ほんと、私たち田嘉里酒造所のほうが
『ポッと出の新人』なわけですね。(笑)
そして、安波集落では
その山原船との歴史交流の繋がりが
ずっと受け継がれて来て、
現在、愛飲する島酒にも
現れてくるんですね~。
ここからは、まるた娘の想像ですが
きっと山原船の船乗りたちや
物資を心待ちにしていた
安波集落、その他の集落の人たちも
長旅のあとは好きな『島酒』を飲んで
互いの労をねぎらったのだと思います。
船乗りの方たちが持参する泡盛は
それぞれの地域の誇りのような
存在だったのでしょうね。
沖縄で46か所ある泡盛製造所の
ほどんどがそれぞれの地域で
7~8割消費されるほど
地域密着度の高い『島酒=泡盛』
小さな酒造所それぞれが生き残るには
地元地域の誇りとしてその存在感を増していく事。
それが大きな課題だと思ってます。
人と地域を繋げる酒
それが泡盛!!
いや~、泡盛よもやま話!
かなりおもしろいです。
こんな素晴らしい記事をまとめながら
45年間、醸界飲料新聞を
発行し続けた仲村征幸さん。
お亡くなりになってからもう1年も経つんですね。
泡盛を知りたい、広めたいと思うほどに
ご存命のうちにお会いしたかった・・・
という思いが強くなります。
直接お目にかかることはできませんでしたが
その想いはしっかり受け継がれてますよ。
そして私も、仲村さんのように
この泡盛を、そして田嘉里酒造所を
いっぱい愛して行こうと思います^^
それでは、今日はこの辺で~♪
絶賛限定酒準備中です♪
みなさん今日も一日
笑顔でお過ごしくださいね~(^◇^)
Byまるた娘
【WEBでのお買い物はこちらから】
工場直送だから安心です♡
画像をクリックするとWEBショップに飛びます\(^o^)/
【お問い合わせはお気軽にどうぞ♪】
★合名会社田嘉里酒造所(たかざとしゅぞうしょ)
☆沖縄県国頭郡大宜味村字田嘉里417(地図)
☆TEL:0980-44-3297/駐車場3台
☆公式HP
☆公式Facebook
☆公式twitter
★公式instagram