まるた娘と田嘉里酒造所③


はいた~い!こんにちは!
今日もお立ち寄り頂きまして
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沖縄本島最北端の泡盛酒造所、
田嘉里酒造所(たかざとしゅぞうしょ)から
やんばるの泡盛をお届けしている
池原あんこ【まるた娘】と申します。

※ちなみに、【まるた】とは
主力銘柄『琉球泡盛まるた』の愛称&
うちの酒造所の屋号みたいなものです。
酒造所の看板娘(←自分で言う)なので
気軽に【まるた娘】って呼んで下さいねー!

 

ナゼまるた娘が

この田嘉里酒造所で

働こうと思ったのか。

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今日もボチボチ書いていきましょ!

ここからこのブログを読む方は

まるた娘と田嘉里酒造所①

まるた娘と田嘉里酒造所②

をぜひぜひチェックしてくださいね~!

 

 

 

 

さて、前回のブログで訪れた

まるた娘の人生の転機。

通っていた地元の高校を

ノリで辞めてしまった私は

日々、することもなく

フラフラ~とした生活をしている中、

当時、酒造所の2代目であったサブヤンに

働き手として採用されるのです。

 

 

 

 

当時、酒造所で働いていた人は

サブヤンの他に6名。

特に手が足りなかったわけでもなく

6名でしっかりと切り盛りを

していたワケですから、

一人従業員が増えるとなると

経営的にも大変な事。

 

 

 

それでも、サブヤンは

フラフラしている私を心配して

ココに入れてくれたんですよね。

(今だからわかります。)

 

 

 

 

当時、私に与えられた仕事は

今も毎朝行われている

『リサイクル瓶を洗うこと』です。

003

まず、朝出勤して

空き箱に18本詰められた

空の1升瓶を運ぶのですが

16歳の小娘にとっちゃぁ

コレがものすごい重労働で・・・

(たぶん1箱で20キロ弱くらいあるんですよ。)

それに加えて当時の季節は冬。

この洗瓶という作業は

全身びしょ濡れになるので

寒くて。寒くて。震えました( ;∀;)

 

 

 

結果、1日目で仕事が嫌になります。

 

 

 

 

2日目...行きません。(筋肉痛ひどかったので)

 

 

 

 

3日目も......行きません。(もう行きたくなかった。)

 

 

 

 

そのまま辞めちまおうと思ってました。

『どうせ酒造所に私は必要ないしね。』

って思ってたし。
(どこまでひねくれてんだっ!てね。)

 

 

 

でもそんな私を見捨てない人が一人。

 

 

 

そう・・・・・・

 

 

 

サブヤンです。

 

 

 

IMG01661

怒鳴るわけでもなく

悲しむわけでもなく

懲りずに仏のような笑顔で

『だぁ、おじーと箱つくりに行こう』

『おじーとモロミみてこよう』

『酒屋行ってみよう』って誘うサブヤン。

 

 

そして、

気が向いたときに酒造所に行くと、

これまた怒るわけでもなく

『一緒にお茶飲みながらお菓子食べようね~』

って受け入れてくれるおばちゃんたち。

 

 

 

 

当時の私にとっては

新鮮だったんですよね。

『怒らない大人』ってやつが。

対等に扱われているのが嬉しかった。

 

 

 

そうして、なんだか、

ここは居心地がいいな

思うようになってきます。

 

 

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↑その当時から変わらない癒しのお茶タイムが今もず~っと続いてるんですよ。

 

 

 

でもね、私が

 

『ここで働いてもいいかな~』

 

って思うようになって来たら

今度はサブヤンが

 

『学校は行ったほうが良いよ~』

 

って話始めるんです。

 

 

 

戦前生まれのサブヤン。

小学校までしか行けなかったサブヤン。

当時は優秀な人しか中学校に行けない時代。

サブヤンは勉強がしたかったけど

させてもらえなかったと言っていました。

だから、学校の大切さがよくわかると。

 

 

 

そしてある日、ボソっと言うのです。

『文子は孫の中で一番できや~だけどな~』

って。

(※”できや~”とは、賢い子。という意味)

 

高校も行けなかった落ちこぼれの私に

どんだけ期待してんだってw

もう、笑えるくらいのオジーです。

 

 

 

でも、すごく嬉しかった。

 

 

 

働くことを教えてくれて、

居場所を作ってくれて、

ダメな私の存在を認めてくれて。

 

 

 

やがて、

そんなサブヤンに私も喜んでほしい!

って思うようになります。

そこで一番に浮かんだのが

 

 

 

『もう一度、ちゃんと学校へ行き直す事』

 

 

『高校をしっかり卒業すること』

 

 

 

 

きっとコレが

一番喜んでもらえる事だと思いました。

 

 

 

 

 

そして、私は酒造所で働いた事をきっかけに

もう二度と行くもんかと思っていた

高校をもう一度受験してみようと思います。

編入とかの形ではなく1年遅れでの入学。

中学の後輩たちと同じクラスになるような

ちょっと気まずい感じはあったけど。(笑)

 

 

 

それでもちゃんと高校に

再入学できた時のサブヤンの笑顔は

今でも私の宝物ですね。

思い出すと目頭熱くなる。( ;∀;)

 

 

 

 

さて、そんなこんなで

高校生活が始まります。

サブヤンや酒造所のみんなは

変わらず私を応援してくれていました。

たまに実家に帰るときには

酒造所に顔を出して一緒にお茶しました

たまに見るサブヤンは

相変わらず一所懸命に仕事をし、

業務内容を3代目に引き継いだ後も

毎日酒造所に出てきては

酒造りの確認をして、

お得意先を回り、集金をし、

お客さんとおしゃべりをしてました。

生涯現役ってヤツですよね。

 

 

そして、

 

 

『うちの酒造所は、

地域(地元)の酒造所だからね~。

地域(地元)の事は一番に考えて

何でも協力してやらないといけないわけさ~』

 

 

 

 

 

っていつも言ってたんですよね。

というのも、

サブヤンは戦後すぐに

泡盛を造り始めるわけですが

どんなに頑張って造っても、

『マズイ!』と言われて

飲んでもらえなかった時期があったそうで。

そんなときに助けてくれたのは

やっぱり『地元』だったと。

結局は家族、親戚、友達・・・

自分を取り巻く一番身近な

コミュニティーが酒造所を助けてくれたのだと。

いつも言っていたんです。

 

 

 

私は今でもその言葉が

すごく良い言葉だなって思ってます。

 

 

 

 

 

サブヤンは田嘉里で生まれ育ち、

田嘉里で家族を持ち、仕事をしている。

 

ここに根差して生きている。

自分で、仕事をつくり、生きる意味を生み出してる。

そこに、すごく芯を感じたんですよねー。

今でも、人として素敵な生き方だなって思います。

そして、間違いなく私は

サブヤンのように、

地域に根差した生き方を

人生の目標にしてるんです。

 

 

 

さてさて、話は戻りまして

 

 

 

 

入学して生活が落ち着いてくると

両親との関係もだんだんと良くなり

1年の終わりが近づく頃には

自分の進路について考える余裕も出来ていました。

将来、どんな仕事に就きたいのか。

 

 

 

 

答えはぼんやりとしてましたが

『サブヤンの手伝いができたらいいな』

って気持ちが当時は強かった気がします。

 

 

 

そこで、初めて将来の選択肢に

『田嘉里酒造所で働く』

ってのが入ってくるんですね。

高校での進路に職を結びつけると

一気に現実味を帯びてきました。

 

 

 

 

『酒造所の仕事は楽しかったし、

みんな優しいから大丈夫だはず~』

って軽い気持ちだったんですけどね。(笑)

 

 

 

 

その軽い気持ちを

ホンモノにするきっかけが

この後しっかり訪れます。

その出来事があったから、

私の人生は必然的にココに

辿り着いたんだなって思います。

 

 

 

知りたいでしょう。

でも、今日は長くなっちゃったので

その話はまた今度書きますね。(笑)

次回の更新を楽しみにしてくださいまし~♪

 

 

 

IMG01692

最近、よく鼻血が出るのでマジ困ってます。ww

 

BYまるた娘

 

 


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ナゼまるた娘が

この田嘉里酒造所で

働こうと思ったのか。

さぁさぁ

前回のブログの続きですョ。

(あれからだいぶ経ちましたが。笑)

 

 

まるた父が酒造りとは

全く別の職業に就いたので

私、まるた娘にとっては

『おじぃ~のいる場所』程度の認識だった

【田嘉里酒造所:たかざとしゅぞうしょ】

 

しかし、大のおじぃちゃん子だった私は

事あるごとに酒造所に出向き

おじぃちゃんからお小遣いをもらったり

パートのおばちゃんたちとお茶を飲んだり

おかしをもらったりばかりしてました。

おかげで、まだ小学生なのに

どんどん肉付きが良くなっちゃって(笑)

▼結果がコレね。

IMG01296

当時のニックネームは「ふうせんデブ」

 

 

 

いや、今思い出しても

ヒドイニックネーム!!って思います。

だれがつけたのかも覚えてないですけど(笑)

 

 

 

さて、そんなまるた娘。

とにかく『おじーちゃんが大好き』でした。

私と酒造所の接点といえば

酒造所2代目の池原三郎なんですよ。

▼そんなサブヤンがこちら

IMG01665

右から まるた娘,ユキちゃん,サブヤン

 

 

 

今でもふと思い出すんですけど

台風が来る前日とかは

電灯をもって酒造所に

泊まり込んでいたな~と。

 

 

 

今思えば、サブヤンは酒造りの杜氏だったんですね。

 

 

 

麹や醪(モロミ)を腐らせない為に

美味しい泡盛を造るために

頑張っていたんだな~と思うんです。

 

 

 

そんなサブヤンの姿を小さい頃から間近で見てきました。

(それでも、酒造所を継ごうという考えは当時は1ミリもありませんでしたが。笑)

 

 

 

 

当時は小学生とかですもん。

このやんばるの大自然に生まれ育って

10歳そこらで自分の将来にピンッ!!

と来ているほうが奇跡です。

川に行って、エビのいる場所にはピンッ!!と来てもね。

将来についてはてんで何も考えていませんでした。

 

 

 

そんなこんなで、両親・姉2人・祖父母、

たまに叔父さん(現社長)の総勢8名の

大家族で暮らしていたまるた娘は

みんなの愛に包まれてワガママ放題!

本当にのびのび育ちます。

 

 

 

今思い出しても笑えるエピソード超あります。

 

 

 

例えば、小学校の帰り道に

お金を持っていないにも関わらず

共同売店で買い物をして、

支払いをしてもらうために

サブヤンに電話をして、呼び出したり。

(サブヤンは、無銭飲食の孫の尻拭いをさせられるという・・・

しかも、払わないわけにはいかないので仕事があっても、

売店まで迎えに行かざるを得ませんよね。それが私の狙いでした。

迎えに来てくれれば、一緒に車に乗って帰れますから!)

 

 

 

マジでそんなズル賢い小学生だったんです。笑

しかし、そんな私にも転機が訪れます。

それが高校生のとき。

 

 

 

 

実家からほど近い高校へ入学したのですが

三か月も経てば学校に行かなくなるわけです。

なんか気に入らなくて。

両親が教員をしていたので

『何でも出来て当たり前、優等生でいなきゃいけない』

ってのがどうしても我慢できなかったのです。

実際、頭よくなかったですし。

勉強キライでしたし。

『両親は先生なのにね~』って

言われるのが一番辛かった気がします。

私が存在するだけで

親の顔にドロを塗ってる気分でした。

 

 

 

そんなこんなで

両親も働いていたので

お昼は家で寝ていてもバレないし

夜は体力が有り余っているので

遊びに出かけるようになります。

当時は高校に行く意味なんてナイッ!!

って思ってたんですよね。

そして、そんな生活をしていたら

両親にも怒られるわけで、

喧嘩も多くなります。

そうすると、余計に

『両親は私がいると邪魔なんだ!』と

思うようになるんですよね。

それで、喧嘩の延長で、

家族への当てつけのように

高校もやめてしまいます。

 

 

 

高校に行かなくてよくなった私は

やることがなくて、一日中家にいます。

暇を持て余します。

そうすると、おじぃのサブヤンと

よく顔を合わせるのです。

私が遅く起きてきて、

サブヤンがお昼ご飯のときとか特に。

そして、毎日私に言うのです。

 

 

 

『やることないなら、おじぃと一緒に働かないか~』

 

 

って。

これまた超ゆる~い感じで。

 

 

私は

 

『酒屋でなんか働かんし!(冷えた口調で)』

 

って答えます。

 

 

次の日も、その次の日も

サブヤンは聞いてきます。

しばらくそんな日々が続くんです。

 

 

 

私、まるた娘は大好きだったサブヤンの

優しい申し出もシカトする勢いだったのですが、

ある日突然『働いてみようかな』って気になったんです。

たぶん、機嫌がよかったんでしょうね。笑)

それをサブヤンに伝えると、

あれよあれよという間に

酒造所で働くことになります。

『ノリで働き始めた酒造所』

これがまるた娘の人生の転機になるのでした・・・

 

 

・・・続く。

 

 

長くなるので今日はこの辺で。

また書きますね!

よければお付き合いください^^

BYまるた娘


 

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