まるた娘と田嘉里酒造所②

まるた娘と田嘉里酒造所②

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はいた~い!こんにちは!
今日もお立ち寄り頂きまして
ありがとうございます!

沖縄本島最北端の泡盛酒造所、
田嘉里酒造所(たかざとしゅぞうしょ)から
やんばるの泡盛をお届けしている
池原あんこ【まるた娘】と申します。

 

※ちなみに、【まるた】とは
主力銘柄『琉球泡盛まるた』の愛称&
うちの酒造所の屋号みたいなものです。
酒造所の看板娘(←自分で言う)なので
気軽に【まるた娘】って呼んで下さいねー!

 

 

ナゼまるた娘が

この田嘉里酒造所で

働こうと思ったのか。

さぁさぁ

前回のブログの続きですョ。

(あれからだいぶ経ちましたが。笑)

 

 

まるた父が酒造りとは

全く別の職業に就いたので

私、まるた娘にとっては

『おじぃ~のいる場所』程度の認識だった

【田嘉里酒造所:たかざとしゅぞうしょ】

 

しかし、大のおじぃちゃん子だった私は

事あるごとに酒造所に出向き

おじぃちゃんからお小遣いをもらったり

パートのおばちゃんたちとお茶を飲んだり

おかしをもらったりばかりしてました。

おかげで、まだ小学生なのに

どんどん肉付きが良くなっちゃって(笑)

▼結果がコレね。

IMG01296

当時のニックネームは「ふうせんデブ」

 

 

 

いや、今思い出しても

ヒドイニックネーム!!って思います。

だれがつけたのかも覚えてないですけど(笑)

 

 

 

さて、そんなまるた娘。

とにかく『おじーちゃんが大好き』でした。

私と酒造所の接点といえば

酒造所2代目の池原三郎なんですよ。

▼そんなサブヤンがこちら

IMG01665

右から まるた娘,ユキちゃん,サブヤン

 

 

 

今でもふと思い出すんですけど

台風が来る前日とかは

電灯をもって酒造所に

泊まり込んでいたな~と。

 

 

 

今思えば、サブヤンは酒造りの杜氏だったんですね。

 

 

 

麹や醪(モロミ)を腐らせない為に

美味しい泡盛を造るために

頑張っていたんだな~と思うんです。

 

 

 

そんなサブヤンの姿を小さい頃から間近で見てきました。

(それでも、酒造所を継ごうという考えは当時は1ミリもありませんでしたが。笑)

 

 

 

 

当時は小学生とかですもん。

このやんばるの大自然に生まれ育って

10歳そこらで自分の将来にピンッ!!

と来ているほうが奇跡です。

川に行って、エビのいる場所にはピンッ!!と来てもね。

将来についてはてんで何も考えていませんでした。

 

 

 

そんなこんなで、両親・姉2人・祖父母、

たまに叔父さん(現社長)の総勢8名の

大家族で暮らしていたまるた娘は

みんなの愛に包まれてワガママ放題!

本当にのびのび育ちます。

 

 

 

今思い出しても笑えるエピソード超あります。

 

 

 

例えば、小学校の帰り道に

お金を持っていないにも関わらず

共同売店で買い物をして、

支払いをしてもらうために

サブヤンに電話をして、呼び出したり。

(サブヤンは、無銭飲食の孫の尻拭いをさせられるという・・・

しかも、払わないわけにはいかないので仕事があっても、

売店まで迎えに行かざるを得ませんよね。それが私の狙いでした。

迎えに来てくれれば、一緒に車に乗って帰れますから!)

 

 

 

マジでそんなズル賢い小学生だったんです。笑

しかし、そんな私にも転機が訪れます。

それが高校生のとき。

 

 

 

 

実家からほど近い高校へ入学したのですが

三か月も経てば学校に行かなくなるわけです。

なんか気に入らなくて。

両親が教員をしていたので

『何でも出来て当たり前、優等生でいなきゃいけない』

ってのがどうしても我慢できなかったのです。

実際、頭よくなかったですし。

勉強キライでしたし。

『両親は先生なのにね~』って

言われるのが一番辛かった気がします。

私が存在するだけで

親の顔にドロを塗ってる気分でした。

 

 

 

そんなこんなで

両親も働いていたので

お昼は家で寝ていてもバレないし

夜は体力が有り余っているので

遊びに出かけるようになります。

当時は高校に行く意味なんてナイッ!!

って思ってたんですよね。

そして、そんな生活をしていたら

両親にも怒られるわけで、

喧嘩も多くなります。

そうすると、余計に

『両親は私がいると邪魔なんだ!』と

思うようになるんですよね。

それで、喧嘩の延長で、

家族への当てつけのように

高校もやめてしまいます。

 

 

 

高校に行かなくてよくなった私は

やることがなくて、一日中家にいます。

暇を持て余します。

そうすると、おじぃのサブヤンと

よく顔を合わせるのです。

私が遅く起きてきて、

サブヤンがお昼ご飯のときとか特に。

そして、毎日私に言うのです。

 

 

 

『やることないなら、おじぃと一緒に働かないか~』

 

 

って。

これまた超ゆる~い感じで。

 

 

私は

 

『酒屋でなんか働かんし!(冷えた口調で)』

 

って答えます。

 

 

次の日も、その次の日も

サブヤンは聞いてきます。

しばらくそんな日々が続くんです。

 

 

 

私、まるた娘は大好きだったサブヤンの

優しい申し出もシカトする勢いだったのですが、

ある日突然『働いてみようかな』って気になったんです。

たぶん、機嫌がよかったんでしょうね。笑)

それをサブヤンに伝えると、

あれよあれよという間に

酒造所で働くことになります。

『ノリで働き始めた酒造所』

これがまるた娘の人生の転機になるのでした・・・

 

 

・・・続く。

 

 

長くなるので今日はこの辺で。

また書きますね!

よければお付き合いください^^

BYまるた娘


 

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